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Column
2025.02.15
社員寮の門限やルールを徹底解説!入寮する際に注意するポイントとは?
就職先が社員寮で住み込みで生活するのが条件だったことや貯金の為に社員寮に入ろうか考えている際、門限やルールについて気になるのではないでしょうか?
「社員寮のルールって厳しいイメージがある」
「社員寮の門限を破った場合、なにか罰則があるのだろうか?」
社員寮がどんな環境で生活するのか、ルールや門限などはあるのかどうか気になりますよね。
そこで、今回は社員寮でよくあるルールや門限の有無について解説しながら、対策や注意点などを紹介していきます。
社員寮のよくあるルールまとめ
社員寮へ入寮すると各企業の社員寮によって様々なルールが設けられています。
それは入寮している社員同士がお互いに生活しやすいようにするためのものなので、ルールをしっかり守ることが大切です。
一般的に社員寮でよくあるルールとしては下記があります。
- 共有スペースでのルール
- ペットに関するルール
- 掃除やゴミ捨てルール
- 来客の制限
- 外泊の制限
- 門限の有無
- 喫煙のルール
もちろん、企業によっては上記のルールを設けていない社員寮もありますので、確認しておくことが必要です。
ただ、一般的には社員寮で上記のルールが設定されていることが多いでしょう。
そこで、具体的にどういったルールなのか、それぞれの項目について解説していきます。
共有スペース
共有スペースとは他の社員と共有で使用するスペースのことで、代表的なものは以下の通りです。
- 食堂
- キッチン
- お風呂
- トイレ
- 洗面所
- 洗濯機
- …etc
共有スペースには、使用時間が被ってしまうと使えない、または待たなくてはいけないという特徴があります。
そのため、上記の各共有スペースそれぞれにルールが設けられている場合があります。
例えば
お風呂であれば、入浴時間が決められている
食堂であれば食事のあとにテーブルを拭く、食器を洗う
洗濯機は深夜には回してはいけない
などがあります。
自分が入ろうとしている企業の社員寮では、どのような共有スペースが用意されており、どのようなルールなのか、事前に把握しておくことが大事ですね。
ペット
ペットについては、人気の犬や猫などは禁止されている寮が多いです。
理由としては鳴き声や臭い、アレルギーなどで他の社員に迷惑がかかる可能性があるためになります。
ですが、自室で爬虫類や熱帯魚など、他の社員に迷惑がかからないペットなどは許されている場合があります。
ペットを飼いたい、あるいは連れていきたい人は事前に就職する企業、面接する企業に確認しておきましょう。
掃除やゴミ捨てルール
掃除やゴミ捨てに関しても、社員寮によって様々なルールが設定されていることが多いです。
多くの社員寮では、自室は自己管理で共有スペースは曜日や時間を決めて、分担して行うことが一般的です。
寮によっては管理人や寮長が掃除やゴミ捨てを行ってくれる場合もあるそうですが、一方で新人や後輩社員が積極的に行う寮もあります。
来客の制限
社員寮への来客については、部外者の入寮を制限している社員寮が多く、来客の予定がある時は、事前に申請が必要な場合もあります。
また、独身寮や性別を限定している社員寮(男性寮や女性寮)はトラブルにならないよう敷地内や寮内で異性の立ち入りを禁止していることが多いです。
外泊の制限
外泊のルールですが、無断で外泊を禁止している寮もありますので、事前に確認しておくことが大事です。
特に、企業によっては外泊を希望する場合は何日前に申請を出さないといけないなどのルールがあるケースもあります。
門限の有無
学生寮では門限があることが有名ですが、社員寮にも存在する場合があります。
門限は21時や22時など寮ごとによって時間がバラバラですが、大体が夜です。
夜中に飲みにいったり、出かけたりすることが基本できないのがデメリットですが、その反面、門限があるということは残業が少ない可能性があります。
あまり外に出かけない人や自室で暇な時間を過ごすのが好きな人には良い環境かもしれないですね。
また、事前に寮長や管理人に伝えておくことで、その日だけ門限を解いてもらえることもあるそうです。
後ほど社員寮の門限について、さらに詳しく解説します。
喫煙のルール
タバコを吸う方は重要なルールだと思います。
多くの社員寮では喫煙は専用スペースのみで可能という所が多く、ほとんどの場合は自室は禁煙です。
寮の中でも快適に喫煙したいという人は事前に寮に喫煙スペースがあるか確認しておきましょう。
社員寮の門限について
先ほど、社員寮には門限が設けられているケースがあると紹介しました。
ご存知かと思いますが、社員寮の門限は〇〇時までには寮に帰ってこなければならないというルールです。
夜中に何かトラブルに巻き込まれる可能性を考慮し、寮生の安全の為に設けられていることが主な理由です。
そして、後程解説しますが、もし門限を破ってしまった場合にも様々なペナルティがあるようです。
しかし、社員寮の門限は必ずしもあるわけではなく、むしろ少ない傾向にあります。
門限の時間
門限の設定されている時間は寮によって設定時間が異なり、多くの場合は22時〜24時に設定されています。
門限を破ってしまった場合には寮によってあらかじめペナルティが決められているので、入寮前に確認しておきましょう。
門限を破った際の罰則として、よくある事例は下記になります。
- 寮長からの説教
- 反省文の提出
- 掃除一週間
上記のように、中々重いペナルティですよね。
罰金などはあまり設定されていないようでしたので、その点は一安心かと思います。
ただ、何度も破ってしまった場合、退寮となる恐れがあるのでルールをしっかり守ることが大切です。
週末も門限があるか確認
週末に関しては門限を設定していない社員寮が多いようです。
また、寮によっては門限を解くのではなく、時間を伸ばすというケースもあります。
寮によってルールが異なる為、事前に確認しておくことが大切です。
社員寮のルールで注意するポイント
社員寮には他の社員と生活を共にすることが大前提であるため、お互いの生活を尊重するためにも本記事で紹介したようなルールが様々あります。
ルールを破ってしまうとペナルティが課せられたり、寮内での人間関係の悪化にも繋がる可能性があるので、十分気をつけましょう。
それでは、社員寮のルールで注意するべきポイントを解説していきます。
社員寮のルールを把握しておく
寮付き求人に応募する時、または入社が決まった時には知らない間にルールを破ってしまうことがないように、住み込み先の社員寮のルールを入寮前にしっかり確認しておきましょう。
インターネットや採用担当者に聞くなどして、ルールに関してわからないことがないような状態で入寮できるのがベストです。
ルールを破ってしまった場合、ペナルティの他にも自分の社員としての評価や給与に影響があることもあります。
ルールの把握だけではなく、罰則についても事前に確認し、ルールを破ってしまった時に自分にどんな影響があるのかを認識することで、緊張感を持って生活できると思います。
ルールが厳しいかどうか
入寮前、または応募する際には面接時なども含めルールを確認しておき、入寮前の対策、自分にあっている条件やルールなのかを判断することも大切です。
中には厳しい条件下の元、寮生活をしている人たちもいます。
例えば、寮内・寮外問わず会社に所属している限り喫煙ができないところや電気ガス水道などの使用を制限されている事例もあります。
辞めてしまうリスクを考えれば、自分にあっている条件なのかを判断したうえで、厳しそうであればその企業に無理をして就職する必要はないと思います。
自由時間の把握
共有スペースの利用時間や門限の時間を把握して、それ以外で自分の自由時間を確保することが大切です。
仕事の日であれば
朝食時の食事スペースの利用
↓
洗面台の利用
↓
仕事から帰ってきたあとのお風呂の時間
↓
夜食時の食事スペースの利用
など共有スペースを利用する時間が多いと思います。
利用時間が決められている場合はスケジュールを把握して、それぞれの予定の準備をしておきましょう。
利用時間が決められていない場合は他の人と利用時間が被らないように打ち合わせをしておくか、他の人のスケジュールを把握しておくことも大切です。
また、中には就寝時間が決められており、就寝時間になると電気が消灯する寮もあります。
就寝時に周りの物音が気になって眠れない人のために設けられたルールです。
これまでのことを考慮すると社員寮では自由時間は限られてくるので、自分の時間を確保する為にも、それぞれの予定に遅れないように注意しましょう。
管理人の存在とセキュリティ
寮によっては管理人が在中している場合があります。
管理人は社員寮でなにか問題が起こった時の対応や鍵の管理、セキュリティ関連の対応を任されています。
中には食事の準備や共有スペースの清掃を行ってくれる管理人もいるそうです。
管理人の有無によって、寮が清潔なのか、セキュリティ面で問題がないのか等も判断出来ます。
自室や他の人の部屋へ出入りができるかなど、社員寮に入寮する前に盗難防止の為セキュリティの確認もしておきましょう。
まとめ
本記事では社員寮の門限やルール、注意点などについて紹介しました。
社員寮のルールについて、各社を調べていく中ではとても厳しいルールが設けられている社員寮は少ないと感じました。
ですが、必要最低限のルールはどの社員寮にも存在します。
例えば、自室では禁煙や夜に騒がない、食器は使ったら洗うなどあたりまえに近いようなことです。
ルールがなくとも、一緒に生活している人に迷惑をかけないように心がけることが大切です。
また、細かいルールに縛られたくない人は賃貸などの借り上げ社宅がおすすめなので、借り上げ社宅も検討してみるのもありかと思います。
ぜひ快適に過ごすためにも入寮する前にしっかりとルールや門限などは確認するようにしましょう。