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2025.02.28
住み込み仕事で女性におすすめの職種は?企業の選び方や口コミまとめ

住み込みの仕事には「工場勤務」などの体力仕事をイメージする方が多いかと思われます。
体力や力を使う仕事は男性向きだと思われがちですが、もちろん女性でも可能です。
また、住み込みの仕事には工場以外にも多数の職種があり、デスクワークメインの職種もあるので体力に自信がない方でも安心してください。
ただ、住み込み仕事の内容や社員寮の環境などで不安に思われる女性も多くおります。
そこで、本記事ではその不安を解消するために実際に住み込み仕事を経験したことがある女性にアンケートをとり、住み込みの仕事や社員寮の選び方のポイント、おすすめの仕事や社員寮を口コミをもとに紹介、解説していきます。
住み込み仕事を経験した女性の口コミ
本記事では住み込み仕事を経験したことがある女性にアンケートをとり、以下の項目について意見や経験談を聞きました。
- 住み込み仕事の口コミ
- 社員寮の環境の口コミ
- 貯金や人間関係の口コミ
それぞれの項目について、参考になる口コミを紹介していきます。
住み込み仕事の口コミ

同期で入社した方も社員寮に入っていたので、お互いに仕事の相談を気軽にできる環境であったことや、家賃が格安だったところが良かったです。悪かったところは仕事が休みの日であっても、社員寮に住んでいると周りが職場の人だらけなので、オンオフの切り替えスイッチが上手に出来ず、どこか疲れがとれなかったところが不満に感じていました。
住み込みの仕事に限りませんが、相談や愚痴を共有できる「友達」みたいな存在がいるとストレスが溜まりにくいと思います。
特に年齢や入社時期が近いと価値観も近いものとなるので、会話のしやすさが全然違います。
また、部屋のタイプによっては常に他の人がいる環境にもなりうるので、中々リラックスできない環境で疲れが取れない状態が続いてしまう人もいるので、部屋選びには注意が必要です。

旅館業だったので、不規則な時間の勤務でした。社員寮は旅館のほぼ隣だったので通勤時間はほぼかからなかったしぎりぎりまで寝ていることができました。お風呂が無かったので毎日旅館の温泉が入れるという贅沢な毎日を過ごすことが出来たのも良い点です。仕事場と資格に住んでいたので休みの日でも少し気持ち的に落ち着かなかったです。
職種にもよりますが、日勤、夜勤が混ざっている勤務体系だと生活リズムが崩れ、体調を崩す原因にもなります。慣れるまではかなり疲労感は溜まりやすいと思います。
旅館やホテル、病院や福祉施設などで勤務する際はほとんどの場合、夜勤があるので夜型じゃない人は慣れるまで時間がかかるかもしれません。
接客業、調理スタッフ、工場勤務などは日中の仕事が多いので、夜勤を避けたい人は仕事探しの際に参考にしてみてください。

旅館の中にある売店だったので、温泉に無料で入ることができたのがうれしかったです。多くの人が利用していて自分だけではなかったので、とても利用しやすい雰囲気でした。寮も普通のアパートみたいな感じでしたので、みんなで共同生活を送るということでもなく、過ごしやすかったのが良かったです。ただし壁は薄かったので、そこが残念でした。
旅館でのお仕事はその旅館の設備やサービスを利用できるという特典もあるそうです。
特に旅館は他の職種に比べてハードな仕事ではありますが、利用できる施設やサービスが多いのが特徴です。
社員寮は会社ごとに異なりますが、自分の私生活にも関わるものなので、入寮する前にしっかり建物や間取り、部屋のタイプ、ルールなどを確認した方が良さそうですね。

住み込みで働いていると、家賃や生活費の負担が減るのが良かった点。毎日同じ場所に寝泊まりするので、仕事とプライベートの境目がなくなりがちだけど、逆に生活リズムが安定しやすかった。ただ、寮の設備が古くて不便なこともあったし、他の住人との関係が時々気まずくなることも。住み込みの良さは、食事が提供されたり、費用面で楽になる点だが、個人のスペースが少なくなるので、それを気にする人には辛いかもしれない。
住み込みの仕事は職場と寮が近かったり、他の社員と共に生活していることから、仕事とプライベートの境目がなくなりがちです。
休日でもいつもの時間に起きることができるのは健康にも良いことかもしれませんね。
しかし、適度に休むことも重要なので、プライベートの空間を作ることも大切です。
社員寮の間取りを確認して、一人の空間が作れるかどうか判断しましょう。
社員寮の環境の口コミ

私は食品製造業の検品作業をしていたときに、社員寮に入っていたのですが是非オススメです。社員寮だと職場から近い場所に建てられていることが多く、通勤の手間を省くことができるのでとても便利でした。しかし、社員寮住まいだと職場から近いためか残業を頼まれることも多かったので、柔軟性をもって対応できるように心構えをしておくと良いと思います。
社員寮が職場に近いと通勤時間が節約にもなりますよね。
一般的な社員の場合、片道30分~1時間程の通勤時間をかけて通っている人もいます。
毎日往復が1時間~2時間移動に費やしていると考えるとちょっともったいないですよね。
社員寮の場合、基本的に職場に近いケースが多く、かなり近いと職場に隣接していることもあります。
通勤時間が減ると睡眠時間が増やせたり、朝余裕をもって行動できたり、帰宅してからは趣味やリフレッシュの時間に費やせたりと良いことが多いです。

新しい寮だったので、綺麗だった。光熱費無料で水道代のみ支払えば良かったので、金銭的に助かった。
悪いところは、誰かを宿泊させることが禁止だったので、友人とお泊まり会が出来ないのが残念だった。また、男子禁制の張り紙があり、家族以外の男性は立ち入り禁止。引っ越しの手伝い等で家族を立ち入らせる場合は、手続きが必要なのは大変だった。
社員寮にはメリットが沢山ありますが、もちろんデメリットもあります。
普通の一人暮らしの場合は友達を呼んだり、休みの日に彼氏と一緒に過ごすこともできますが、社員寮の場合、ルールによって私生活にかなり影響が出る場合もあります。
しかし、こういったルールには事前に申請することで、許可が下りることもあります。
この口コミでは宿泊の禁止、男性の立ち入り禁止などが上げられていますが、他にも門限があったり、寮内での共用スペースの利用ルール、消灯時間の有無など寮によって様々なルールがあります。
女性のみの社員寮の場合、敷地内に男性を入れることを禁止している場合が多いです。
ルールを破ると最悪、退寮になる場合もあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

接客業だと、店舗の近くに住んでいると生活圏内に店舗に来るお客様がいて、見られていることが多いので、常に誰かに見られている意識で行動していた方が良いです。プライベートの時でも常連さんに話しかけられることもありました。
職場に近いデメリットの1つですね。
社員寮が職場から近いとお客さんと休みの日にばったり会ってしまうこともあるでしょう。
また、他の社員ともばったり会うケースもあり、休みの日やふらっとコンビニなどに買い物へ行く際にも中々気が抜けないという意見もあります。

社員寮はどんな所かわからないので、写真だけでもいいので、まず見せてもらうことが大切だと思います。可能であればきちんと内見をさせて貰って、駅からの利便性、職場へのアクセスなども検討して、社員寮に入るのかどうか決めたらいいと思います。
住み込みの仕事は地方や人里はなれたところに職場があるため、普通に募集をしても人が集まらないことを考慮し、家賃などを負担してくれるうえ、近場の社員寮や賃貸へ住むことができるという大きな福利厚生がつけられています。
そのため、入寮した際に思ったよりも建物が古い、汚い、設備が使えないことや周りに娯楽施設がない、スーパーやコンビニがない、車がないと移動できないなんてこともあります。
企業によっては良いことばかり記載されている場合もあるので、事前に調べておくことや面接などの機会に聞いておくと良いでしょう。

貴重な経験ができる反面、大変なことも念頭に置いておくこと。また、しっかり事前準備をしておけば快適に過ごせるので、経験者の体験談を聞いておいたり、持って行った方がいいものの確認などを済ませておくことをお勧めします。私の場合、スキー場という人里離れた雪山での住み込みだったので買い出しが大変で、ちょっとしたお菓子や生理用品、スキンケア品を余裕をもって持っていけばよかったと思いました。
社員寮の立地によっては買い出しに行くことも大変な場合があります。
特に入寮する際には、その地域での生活にも慣れていないので、事前準備もしっかりしなくてはなりません。
ティッシュやタオルなど、どこでも買えるような消耗品であれば、近くにスーパーやコンビニがあれば買うことができます。
ですが、ドラックストアでは買えないような化粧品など、こだわりのものは事前に多めに購入しておき、持参しておけば次の購入までに時間が空くので、それまでに慣れない土地での購入手段の確立ができると思います。
貯金や人間関係の口コミ

家賃を抑えたい方には是非オススメです。私も家賃を抑えたかったので、社員寮に入って良かったと思いました。心構えとしては、自分が集中できるものを準備しておくと良いと思います。例えば音楽を聴くイヤホンとか好きなゲームなどを用意しておくと、私のように仕事のことばかり考えてしまう休日を過ごすことなく、上手くオンオフを切り替えることができリフレッシュした休暇をとれると思いますし、それが仕事へのモチベーションにも繋がると思います。
貯金ができるというのは社員寮へ入る大きなメリットです。
通常の一人暮らしの場合は住む場所にもよりますが、家賃+光熱費などで5万円~8万円ほど固定費が掛かってしまうのに対して、住み込み仕事は2万~3万円、会社によっては寮費、光熱費無料の場所もあります。
しかし、社員寮の立地によっては休日に娯楽施設がなく、気分転換できないこともあります。
その対策として、自室でできる趣味(音楽を聞いたり、ゲーム機を持ち込んだり)を準備した方が良いかもしれません。

もし地元から離れていて不安だったりする方は社員寮をおすすめします。また家賃も給料から天引きされていたり、少し安くで住めたりするのでお金の心配がある方にもおすすめだと思います。一人がいいという方も1~2年だけ社員寮で住んで節約して一人暮らしをするのもおすすめです。
慣れない土地で物件選びや不動産契約を結ぶのはハードルが高いですよね。
社員寮の場合はあらかじめ、会社が賃貸を借り上げているため、不動産契約やガス電気などの契約も不要です。
また、不動産契約がないため、仲介手数料などの初期費用も掛からないことが大きなメリットです。
通常の不動産契約の場合、家賃が5万~6万円程度でも、仲介手数料、敷金礼金、鍵交換代、火災保険などで30万程度になってしまいます。
また、同じ会社へ所属していても途中から社員寮ではなく、通常の物件で家賃を自己負担して生活するスタイルにも変更できる場合があるので、最初の1~2年はその生活を目標にしてお金を貯めるという方法もありですね。

その土地や会社の条件にもよりますが、自分で借りるよりも費用を断然安く済ませることができます。引越しにかかる礼金、敷金も要らなくて誰でも一人暮らしを始めやすい環境であると思います。自分で物件を探すのと違って、住み込みの家の場所は選べないので立地の周りの環境さえ合えば良いと思います。
会社によっては、数ある社員寮の中で、人手が足りていない支社や支店で勤務することもあります。
その際、入寮する寮を選べない可能性も十分にあるので、入社前に、転勤の有無やその際に希望の地域や社員寮を考慮してくれるのかどうかも確認することが重要です。
一度入社してしまうと意見を通すことも難しくなってくるので、求人情報に書いてあることを鵜呑みにするのではなく、長期的にその会社で働くことを考えているのであれば、将来のことも考えて会社を選択することも大切です。

人との関わりがありますので、淋しくなりづらいですし職場の方達と仲良くなりました
家族みたいな関係になると思います
働きながらリゾート気分も味わえるので
楽しいとおもいます
施設によっては温泉にも入れます。
職場の人と生活を共にすることで、仕事の時に連携が取れるようになったり、悩み事や愚痴などを共有できるメリットもあります。
また、困ったときに助けてくれたり、休日などに寮内でプチ食事会や女子会などの開催もできます。
住み込みの仕事で作った友達が、辞めたあとでも連絡を取り合う仲になったという人もいるので、寂しがりや人と話すことが好きという方はおすすめです。

一人暮らしが向いていない寂しがりやには部屋共同の住み込みが楽しめると思うのでおすすめ。ただし、必ずしも性格が合う人だけがいるわけではないし、性格が合ったとしても四六時中一緒にいるのは疲れるので、仕事以外の部分で発生するストレスに悩まされる可能性が大きいことを覚悟していた方がいいと思う。
上記で寮生活でのメリットを紹介しましたが、その反面、人間関係で悩む方も多いようです。
仕事が終わってからの時間や休日でも会社の人と顔を合わせるため、休みの気分にならない、リラックスができない、いつ呼び出されるかわからないなど、気が抜けない状態が続く生活となります。
対策としては応募する際に寮のタイプや一人部屋の有無などを確認し、プライベートな空間を確保できるような住み込みの仕事を選ぶことです。
インターネットの情報や採用担当者などに聞いて、判断することができると思います。
女性の住み込み仕事の選び方
ここまで、住み込み仕事についてどんな仕事内容のものがあるか、口コミをもとに紹介していきました。
次に、実際に住み込み仕事を選ぶ際にどういったポイントに注目していけばよいのかまとめていきます。
アンケート結果をもとに下記の点について、優先度や選び方について紹介していきます。
- 女性が多い企業を選ぶ
- 社員寮の環境や設備を選ぶ
仕事内容を重視することも大切ですが、その中でも自分の条件にあった会社を選ぶことも同じくらい大切です。
女性が多い企業を選ぶ
まずはどうして、女性が多い企業の方が良いのか、口コミの紹介です。

女性社員が多くいる企業がいいと思います。
あらゆる面で女性目線での考え方などをしてくれる場合が多いと思うからです。
そうすれば、寮もオートロックなど防犯面で安心できる物件を契約している企業が多いと思います。

女性が少ない会社はオススメしません。
女性に寄り添った対応がされないからです。
女性が半分いるくらいの企業がオススメです。
また寮も、女性専用があるならそちらを選ぶ方がいいです。
女性は一人暮らしするのも危険が伴っていますので、セキュリティがしっかりしている所をオススメします。
女性が多い企業は会社の上部や役員も女性である可能性が高いです。
そのため、より女性に寄り添った環境を整えてくれると思います。
防犯面でもオートロックや管理人の配置、衛生面でも社員寮の設備管理や清掃員の手配など手厚いサポートもある場合があります。
社員寮が綺麗に維持されているケースが多く、労働環境も女性に合わせた(産休や育休など)福利構成が多いのが特徴です。
また、基本的には男女混合の社員寮というのはほとんどないですが、一部の企業が採用しているようです。
男女間のトラブルが発生する可能性が高いので、あまりおすすめはできません。
求人の募集欄にこういった情報が記載されていない場合もあるので、応募する際に企業の口コミなどを確認して判断しましょう。
社員寮の環境や設備で選ぶ
次に社員寮の環境や設備に関しての口コミを紹介します。

家を出たくて、寮に住み始めたが、
職場からは片道30分以上かかる場所にあり、
治安もよくなくて、帰り道でよく声をかけられていた。
建物も古く、ゴキブリが出るのは当たり前。
お風呂は共同だったが、浴槽は入れなかった。
寮母さんもいなく、ご飯は自炊だが、
キッチンも長いこと使われてないので、使えるほど綺麗じゃなかった。
良かった所は本当に思いつかないです。寮費が1万円もかからなかったことぐらい。
住み込みの場合は治安やセキュリティはしっかりしてるか調べたほうが良いと思います。
男性用の方が多いせいか、セキュリティや綺麗さが欠けている場所が多いと思います。
下調べをしておいたほうが良いと思います。
あとは何を重視するかによります。

職場に近い場所に寮があったのは通いやすくすごく良かったです。ですが職場が工業団地ということもあり、周囲には男性の一人暮らし、外国人が住んでいるなど、治安面で少し不安がありました。寮のセキュリティ面は特に厳重ということはなく、鍵のドアロックのみだったので女性の一人暮らしだと少し怖さもあると思い、すぐ引越しを決めました。
上記の口コミを踏まえると選ぶ際のポイントは以下の通りになります。
社員寮があるエリアの治安を調べておく
住み込み先のエリアを調べる方法はインターネットやGoogleマップなどを活用して調べてみましょう。
Googleマップでそのエリア周辺の壁に落書きがないかをチェックした方が良いという口コミもありました。
社員寮の設備や環境を確認しておく
設備面に関してはセキュリティやオートロックがついているか、他にも生活で利用する家電などが使える状態なのかを企業の口コミなどを見て判断しましょう。
築年数や寮内部の清掃ができているかを確認
社員寮の築年数がかなり経過していると、頑張って綺麗に維持をしていても、虫が湧いてきたり、断熱性が失われていきます。
目安としては築5年程度が好ましいですが、ある程度妥協も必要です。
しかし、築20年以上経っているとゴキブリの発生率が高いので、苦手な方は特に注意しましょう。
また、寮内部の清掃状況の判断については可能であれば物件の内見ができれば一番良いですね。
もし難しいようであれば口コミの確認、寮のルールで掃除当番制があるのかどうか、物件の周辺に雑草が伸びきっているようであれば寮の手入れも出来ていないと考えた方が良いでしょう。
仕事内容が自分にあっているかで選ぶ
次に仕事内容が自分にあっているかどうかを判断しましょう。
まずはアンケートから口コミの紹介です。

自分のペースで作業できる仕事が良いかもしれない。工場や農業、宿泊施設など、体力があっても負担になりにくい業務がおすすめ。もし体力に自信がない場合は、内勤や事務系の仕事でも住み込みが可能なものを探してみると良い。業務内容と自分の生活ペースに合った仕事を選ぶことが大切。

ホテルや旅館のフロントや、レストラン・カフェのホールスタッフがいいと思います。スキー場と違って室内なので天候に左右されず快適な温度下で働けますし、また、雪かきなど体を酷使することもないので体力的にもお勧めです。
まず口コミの意見をまとめると以下の通りとなります。
自分のペースで作業できる仕事
自分の体の負荷よりも仕事を優先してしまうといつか体調を崩してしまったり、体を壊す原因にもなります。
長期にわたって続けたいのであれば、体調管理も必要になるでしょう。
もちろん完全に自分のペースで仕事ができる環境は少ないですが、ある程度自分に裁量があったり、自分でスケジュールを管理できる仕事もあります。
例えば、営業職や事務職などは納期や達成しなければならない目標がありますが、自分でスケジュールを管理することができます。
より効率良く業務を進めることで休憩の時間を増やすことも可能です。
内勤や事務系
上記の口コミにもある通り、天候に左右されない仕事はおすすめです。
理由としては雨や風、雪などの他にも、暑さや寒さによって余計に体力が削られてしまうからです。
また、業務効率の低下や仕事の進行が遅れることによるスケジュールの調整などで予定が後ろ倒しになってしまう可能性もあります。
代表的な例は建築関係の仕事で雨や風が強い日は、高所作業が危ないためお休みになることが多いです。
内勤や事務系であれば、エアコンなどで部屋はある程度適正温度に保たれ、住み込みの場合は天候が悪くても職場が近いため影響が少ないです。
しかし、工場などは作業スペースがかなり広いため、エアコンでは適正な温度調節が難しい場合があります。
外よりはマシだとは思いますが、少しストレスに感じることも考慮しておきましょう。
ちなみに女性で住み込み仕事の経験がある人に対して行ったアンケートで一番おすすめされていたのは、リゾートホテルや旅館などに関する職種です。
理由としては、非日常を味わえる、旅行気分が味わえる、弁当などが食べれるなどの意見が多かったです。
しかし、その反面、体力が必要だったり、忙しい時は大変という意見があったので、良い点と悪い点を加味して決めた方が良いでしょう。
女性におすすめの住み込み仕事3選
最後にアンケートをもとに女性におすすめの住み込み仕事3選を紹介していきます。
様々な理由がありますが、自分の性格やライフスタイルにあった仕事を選んでいきましょう。
どうしてもやりたい仕事内容がわからない方や自分にあっている条件の勤務先がみつからないという方向けに、おすすめの住み込み仕事を紹介いたします。
これらはアンケートをもとにしたおすすめ度が高い仕事となっています。
- リゾートホテルや旅館
- 工場
- 農業
それぞれの仕事内容やどういった勤務体系、どういった生活スタイルになるのかなどに注目して、解説していきます。
リゾートホテルや旅館
リゾートホテルや旅館などの仕事は上記で紹介した時同様にアンケート結果で一番おすすめされている職種です。
仕事内容は様々なものがありますが、フロントや電話受付、客室やお風呂場などの清掃業務、レストランや食堂での業務、売店などに分かれています。
もちろん全ての業務をこなすわけではなく、担当する業務は一部のものとなります。
なので、リゾートホテルや旅館の中でも自分の適している職業を選択することも可能です。
基本的にはシフト制で、土日祝日などのお客さんが多い日は出勤することが多くなると思います。
また、勤務先の施設や食堂も利用でき、旅行気分で仕事ができるため人気の職種です。
勤務先のホテルや旅館にもよりますが、それぞれの施設の場所や客室など覚えることが多く初心者では覚えられないという方には、小規模な旅館がおすすめです。
小規模な旅館であれば、1日に来客するお客様も5~7組程度なので、ゆったりとしたペースで仕事を進められます。
工場
工場勤務の主な業務は組立・加工・検査・梱包・出荷などになります。
おすすめの理由としては一日のスケジュールと仕事量がはっきりしているため、残業が少ない、休みがしっかり取れるという意見が多かったからです。
勤務体系はシフト制や土日休みなど企業によって異なるようですが、急な出勤などは少なく、休みの日に予定を立てやすい職種だと思います。
しかし、取り扱っている商品によっては肩や腰など、体を酷使する可能性があるので、注意が必要です。
多くの工場は自動車部品を取り扱っているケースが多いですが、小さな部品(半導体などの精密機器)を製造している工場や食品工場であれば比較的体の負担が少ないと思います。
また、単純作業であるため、長時間集中できる人にはおすすめです。
農業
農業の主な業務は対象の作物の生産、収穫、出荷、品質管理などを行います。
作物の手入れが毎日必要になってくるため、休みは他の社員とローテーションで回していく形になり、他の職種に比べると不規則なものとなります。
また、天候や季節によって仕事量が変わる為、スケジュールが立てにくいこともあります。
体力面ではきついというイメージを持たれている方もいらっしゃると思いますが、収穫や草刈りの時以外は車で出荷作業を行ったり、水やりなどの手入れ作業を行います。
勤務先の農場によって変わりますが、最近では機械化によって業務のほとんどの作業を専用車を使用してできることもあるので、体の負担がかなり軽減されています。
また、寮付き求人で農業がおすすめの理由としては都会の喧騒を忘れ、のんびりと過ごすことができたり、おいしい野菜が食べられたりと他の職種とは少し視点が違った理由となります。
また、自分の手で一から作物を作る楽しさや、ある程度自分に裁量がある点、健康的な生活になるなど、お金や労働環境ではなく、仕事のやりがいや楽しさを軸として考えている人におすすめです。
しかし、勤務先によっては労働環境に大きく差がある為、事前に確認しておくべきだという意見もありました。
まとめ
本記事では女性におすすめの住み込み仕事について解説や紹介をしていきました。
私個人としてはアンケートを通じて、色々な考え方や社員寮の環境の重要性を知ることができました。
アンケートの中では、良くも悪くも社員寮の意見が多く、やはり生活の軸となる住居には自分の生活スタイルを左右する重要なこと部分となりますので、住み込み仕事を検討される際には、必ず住み込み先について調べていおくことをおすすめします。